and, besides
❶ A:木村さんはどうして夏が好きなんですか。
❷ きょうは雨も降っているし、ジョギングはやめよう。
❸ A:どうして引っ越すんですか。
❹ きょうはひまだし、天気もいいから、公園に行きましょう。
接続 | 〔普通形〕+し |
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1)理由を重ねて言うときに使う。「から」や「ので」より因果関係は弱い。
2) ❷ のように理由が一つの場合も、ほかにも理由があるという気持ちがある。
1)Explains more than one reason. Conveys less of a causal effect than either から or ので.
2)Even when only one reason is used, as in sentence ❸ , the sentence imparts feeling that other reasons do exist.
➡ ほかない
それ以外に方法はない
can't but, can only
❶ 1度決心したら最後までやるしかない。
❷ この事故の責任はこちら側にあるのだから、謝るしかないと思う。
❸ ビザの延長ができなかったのだから、帰国するしかない。
接続 | Vる/する動詞のN+しかない |
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「ほかに方法がない・しかたがないからそうする」とあきらめの気持ちで言うときの表現。
参照︰ほかない
Expresses resignation that there is no way out of doing something.
~したらすぐ
as soon as; the moment that
❶ スケジュールが決まり次第、すぐ知らせてください。
❷ 資料の準備ができ次第、会議室にお届けします。
❸ 向こうから連絡があり次第、出発しましょう。
❹ 会長が到着し次第、会を始めたいと思います。もうしばらくお待ちください。
接続 | Vます+次第 |
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「~次第…」の形で、「~」が起こったら、すぐ「…」をする、という意志を伝えたいときによく使う。
Often used to convey volition to do something as soon as something else happens.
~わけだ
the case that
❶ 社長:君は大阪には寄らなかったんだね。
❷ 客:品物が届かなかったのはそちらの手違いだというんですね。
❸ 以上のような次第で、来週の工場見学は中止にさせていただきます。
接続 | 〔普通形〕(ナAである/Nである)+次第だ | F |
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理由や事情を説明して、「それで~という結果になった」と言いたいときに使う。文中では ❸ のように「しだいで」という形になる。
Result has occurred because of a certain reason or circumstances that speaker first explains. Becomes しだいで in mid-sentence, as in sentence ❸ .
➡ しだいで
~で
depends on
❶ 言葉の使い方次第で相手を怒らせることもあるし、喜ばせることもある。
❷ わたしはその日の天気次第で、1日の行動の予定を決めます。
❸ 国の援助を受けられるか受けられないかは、この仕事の結果次第です。
接続 | N+次第で |
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1)主として程度や種類の違いを表す語につながり、「それに対応してあることが変わる、あることを決める」と言いたいときに使う。「~次第で」の「~」が後の事柄の決定要素となっていることを表す。「いかんで」と意味・用法が同じだが、「いかんで」より日常的な言葉。
2)文末では ❸ のように「しだいだ」という形になる。
参照︰いかんで
1)Mainly links to expressions of difference in degree or type. Conveys notion of change in response or decision depending on that difference. Factors preceding しだい decide what follows it. Meaning and usage are same as for いかんで, but しだいで is more common in daily conversation.
2)Becomes しだいだ at end of sentence, as in sentence ❸ .
ある~の場合は
depending on
❶ 成績次第では、あなたは別のコースに入ることになります。
❷ 道の込み方次第では、着くのが大幅に遅れるかもしれません。
❸ 考え方次第では、苦しい経験も貴重な思い出になる。
接続 | N+次第では |
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1)主として程度や種類の違いを表す語につながり、「そのうちのある場合は…のこともある」と言いたいときに使う。「しだいで」の用法の一部。いろいろな可能性の中の一つを取り上げて述べる言い方である。
2)「いかんでは」と意味・用法が同じだが、「いかんでは」より日常的な言葉。
1)Links mainly to expressions of difference in degree or type to indicate that in some situations certain events happen. Usage belongs to the しだいで pattern. Describes one instance out of a variety of possibilities.
2)Same meaning and usage as for いかんでは, but more common in daily conversation.
➡ にしたがって
➡ にしたところで
➡ にしたところで
➡ にしたら
➡ をしている
➡ にしては
➡ にしたら
➡ をしている
~という悪い結末だ
turn out badly; end up
❶ あの子は乱暴で本当に困る。学校のガラスを割ったり、いすを壊したり、とうとうきのうは友だちとけんかして、けがをさせてしまうしまつだ。
❷ きのうはいやな日だった。会社では社長に注意されるし、夜は友人とけんかしてしまうし、最後は帰りの電車の中にかばんを忘れてきてしまうしまつだ。
❸ 君はきのうもまた打ち合わせの時間に遅れたそうじゃないか。そんなしまつじゃ人に信用されないよ。
接続 | Vる+しまつだ |
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1)「 悪いことを経て、とうとう最後にもっと悪い結果になった」とその経緯を言うときに使う。
2)後の文では「とうとう・最後は」などの言葉をよくいっしょに使う。
1)Shows process of events going from bad to worse.
2)Often used with words such as とうとう(ultimately), and 最後は (in the end).
➡ てはいけない
➡ てしまう
➡ てはかなわない
➡ ではないか
(command) do…!
❶ (交通標識)止まれ
❷ (けんかをしている人に)やめろ!
❸ (父が子どもをしかって)静かにしろ!
❹ (友だち同士で)よかったら、今晩うちに来いよ。
❺ (社長が社員に)あしたまでにレポートを出してくれ。
❻ 母はいつも使ったものはかたづけろと言います。
接続 | 巻末の活用表参照 |
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1)命令形で終わる文は、主に男性が人に強く命令する言い方。 ❹ のように男性が親しい相手に誘いや勧めの意味で使うこともある。
2) ❻ のように、間接話法で文中に使われたり、試験などの指示文では、男女に関係なく使われたりする。
1)Sentences that end in command forms are mainly strong commands said by men. Sometimes used as in sentence ❹ , for men inviting friends or making recommendations.
2)Used by men and women alike in directions on tests or when used in indirect speech in the middle of a sentence, as in sentence ❻ .
➡ にしても
➡ にしろ
「~しなさい」と言う
(command) said to do…
❶ 母の手紙にはいつも体を大切にしろと書いてあります。
❷ 森先生は若いときに本を読めとおっしゃいます。
❸ 先輩は失恋したわたしに、終わったことは忘れろと言った。
❹ 祖父はわたしに3歩前を見て歩けと言った。
接続 | 巻末の活用表参照 |
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1)忠告や命令などを、間接話法で簡潔に示す言い方。
2)忠告や命令の言葉の例は、 ❶ 母の手紙「体を大切にしなさい」 ❷ 森先生「若いときに本を読みなさい」 ❸ 先輩「終わったことは忘れなさい」または「終わったことは忘れろ」 ❹ 祖父「3歩前を見て歩きなさい」または「3歩前を見て歩け」などである。
1)Concisely expresses indirect speech warnings or commands.
2)Direct commands of the indirect statements in sentences listed are: sentence ❶ . 母の手紙: Take care of yourself; sentence ❷ . 森先生: Read books when you are young; sentence ❸ . 先輩(Senior colleague): Now forget what's over and done with/ Forget what's over and done with! Sentence ❹ . 祖父(Grandfather): Look three steps ahead when you walk./ Look three steps ahead when you walk!, etc.
➡ にしろ~にしろ