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どんなときどう使う 日本語表現文型辞典

ホ行


ヘ行 ←

→ マ行


ほう

より~のほう



ほうがいい

たほうがいい



ほかしかたがない

ほかない


ほかない

それがいほうほうはない

nothing to be done but

とうわたしはせいかつこまっていたので、がっこうをやめてはたらくほかなかった。

さいしゅうのバスがってしまったのであるいてかえるほかなかった。

❸ このびょうなおほうほうしゅじゅつしかないそうです。すぐににゅういんするよりほかはありません。

❹ これじょうあかつづいたらえいぎょうていにするよりほかしかたがないでしょう。

接続 Vる+(より)ほか(しかたが)ない

ほかにほうほうがない、しかたがないからそうする、とあきらめのちでうときのひょうげん

参照しかない


Resignation that no other way to do something, or cannot be helped.


ほかならない

にほかならない


ほど〈てい

~のてい

to the extent that; so much that

❶ きのうはやまのぼりにって、もういっあるけないほどつかれました。

❷ A:あし、けがしたんですか。

B:うん、きのうまではきたいほどいたかったけど、今日きょうだいよくなったよ。

なやんでいたとき、ゆうじんはなしいてくれて、うれしくてなみだるほどだった。

❹ いじめはどもにとってはにたいほどのつらいけいけんなのかもしれない。

接続 〔普通形〕(おもにイAとVのげんざいけい)+ほど

1)あるじょうたいがどのくらいそうなのか、そのていきょう調ちょうしていたいときに使つかう。

2)しゃあらわさないどうや、どうの「たい」のかたちにつくことがおおい。

3)ようほうは「くらい」とほとんどおなじだが、「ほど」はていたかあい使つかわれることがおおい。

◆ × いたいけれど、がまんできるほどのいたさだ。
→○いたいけれど、がまんできるくらいのいたさだ。

参照くらい〈てい


1)Emphasizes degree.

2)Often used with verbs not expressing speaker's volition, or ~たい form of verb.

3)Nearly same usage and meaning as くらい, but ほど is used when level is high.


ほど〈そうかんかんけい

~すれば…になり、もっと~すればもっと…になる

if do…becomes…, the more…the more

がいこくべんきょうするほどむずかしくなる。

❷ アパートをさがしています。えきちかいほどいいんですが、どこかありませんか。

❸ わたしはなにもしないでいるのがきだから、やすみのひまなほどいい。

すぐれたえいぎょうマンほどきゃくこえみみかたむける。

接続 Vる/イAい/ナAな/N+ほど

1)「ば~ほど・なら~ほど」の「ば・なら」をしょうりゃくしたぶん

2)この使つかかたでは「めい+ほど」もある。

参照ば~ほど


1)Sentence pattern in which ば and なら have been dropped from ば~ほど, and なら~ほど, respectively.

2)Also, noun +ほど.


ほどだ

ほど〈てい



ほど~ない

not as…as

今日きょうかぜつよいです。でも、今日きょうはきのうほどさむくないです。

❷ わたしはテイさんほどはやはしれません。

❸ このまちいまひとおおいですが、むかしほどにぎやかではありません。

❹ A:こんしゃちょうはきびしいですか。

B:ええ、でも、まえしゃちょうほどではありません。

❺ このばんぐみおもっていたほどおもしろくなかったです。

❻ このテストもんだいはあなたがかんがえているほどやさしくないです。

接続 N+ほど~ない

1)ふたつのもの(N1とN2)のていおおきくはちがわないが、だいにしたもの(N1)はN2におよばないといたいときに使つかう。ていがまったくちがうもののかくには使つかわない。

◆ × かめはうさぎほどはやはしれません。

2) ❺ ❻ のように、「ほど」がめいがいにつくかたちもある。


1)Two topics (N1 and N2)are not very different, but topic being taken up (N1)is not same degree as N2. Not used to compare completely different things.


ほど~はない

~はさいこうに~だ

nothing is as supremely…as

つまあついわねえ。

おっと:まったくとしなつほどあつなつはないね。

こまっているとき、おもいやりのあるゆうじんことほどうれしいものはない。

りょこうまえに、あれこれりょこうあんないほんるほどたのしいことはない。

ぼうかいしゃしゅうしょくできなかったときほどくやしかったことはない。

接続 Vる/N+ほど~はない

1)「Nほど~はない」のかたちで、しゃしゅかんてきに「Nはさいこうに~だ」とかんじ、きょう調ちょうしてうときに使つかう。

2)「ほど」のわりに「くらい~はない」のかたもある。

3)きゃっかんてきじつについては使つかわない。

◆ × さんほどたかやま はない。
→◯さんほんいちばんたかやまだ。

参照くらい~はない


1)Speaker subjectively feels and emphasizes that the N that comes before pattern is supreme.

2)Pattern くらい~はない can replace ほど.

3)Not used for objective facts.


はやいか

がはやいか


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